冊子『空き家のわ』が完成しました
この度、空き家活用に取り組む事例を紹介した冊子を作成しました。
タイトルは「空き家を活かす地域になるためのハンドブック 空き家のわ」です。
「2030年には空き家が3割になるといわれる時代、空き家とどのように向き合っていくのか」という話題は、今ではそれぞれの地域にとって目に見えた課題となり、メディアなどでも広く扱われるようになりました。
空き家を“地域のお荷物”という視点から、“地域の資源”へととらえ方を変えることが、大切なことだと日々の活動の中で私たちは学んできました。
本書は、「空き家を活かし、地域の価値や魅力を高めるためのハンドブック」として作りました。
空き家活用に励む団体の取り組みを紹介していますが事例集というわけではなく、
空き家問題について専門的な知見で先生方に執筆いただきましたが専門書というわけでもありません。
鳥取市鹿野町における私たちの取り組みを知った地域団体や行政、企業などが、毎年視察に来てくださいます。
多くの視察受け入れを行うなかで日々感じる、「まずは空き家を活かす実践に取り組んで欲しい」という思いから本書は生まれました。
本書のなかには、各団体の試行錯誤や工夫が描かれています。日々こつこつと取り組み、その中にある楽しみを糧に、各団体が取り組みを進めています。
活用しようと行動しはじめることが地域にとっての活力となり、その行動がすすむことで地域に個性が生まれることが、本書からも感じていただけるのではないでしょうか。
<書籍の内容>
この書籍では、8つの団体の空き家活用の取り組みなどについて紹介しています。執筆いただいた団体は、NPO法人や公社、自治組織、会社などさまざまな組織形態をとっています。
立ち上げから現在の取り組みに至るまでの経緯、具体的な空き家活用の手法や活用例、取り組みが進む理由を組織ごとにまとめて比較もしやすくなっています。
また、専門家の先生方には幅広い知見で、空き家問題とそこに取り組む意義を執筆いただきました。
<取り組み紹介団体>
うのずくり、NPO法人みなと・まちづくり機構たまの(岡山県)
一般社団法人 郡上八幡産業振興公社 チームまちや(岐阜県)
鳥羽なかまち会、合同会社NAKAMACHI(三重県)
NPO法人尾道空き家再生プロジェクト(広島県)
NPO法人なんぶ里山デザイン機構(鳥取県)
NPO法人こうふのたより(鳥取県)
認可地縁団体 奥大野区(京都府)
NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会(鳥取県)
<専門家執筆>
米子工業高等専門学校 小椋 弘佳
福山市立大学 大谷 悠
和歌山大学 佐久間 康富
鳥取大学 筒井 一伸
大阪公立大学 松永 桂子
とっとり県民活動活性化センター 毛利 葉
鳥取県 尾崎 恵輝
<入手方法>
基本的には、当協議会にお問い合わせください。
詳細は下記の通りとなります。
1.お問い合わせページにおすすみください。
2.必要事項をご入力ください
お問い合わせ種別は、「冊子『空き家のわ』について」を
お問い合わせ内容には、「郵送先の郵便番号や住所、宛先、必要冊数」など必要情報をご入力ください。
3.冊子と請求書を送付いたしますので、お振込みをお願いいたします(振込手数料はご負担ください)。
請求内容は、1,500円(税込)✕冊数+郵送料です
基本的にレターパック430円でお送りしますが、冊数などによっては変更となります。